体長:56~68mm
時期:5~10月 分布:北海道~九州 備考:兵庫県RDB Cランク ![]() ▲♂成熟 2005年8月15日 徳島県池田町 全身は金緑色で、複眼はエメラルドグリーンと言う…美しいトンボ! 平地から丘陵地の湿地を生息地としており、和名の表すように北海道に多く生息するらしい ![]() ▲♂成熟 2005年8月15日 徳島県池田町 エゾトンボ属の識別は、とくかく識別が難しく… 同定には、今回も『故郷・埼玉のトンボ』さんにご協力をいただいた。 腹部第2節の副性器と、尾端の付属器の形状などを見る必要があるのだが… う~ん、難問だ! この種をフィールドで見分けられるようになるのは何年先のことになるのやら… スポンサーサイト
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![]() ▲♂成熟 2005年8月15日 徳島県池田町 クロイトトンボ属の識別は、ホント難しいのだが… オオイトトンボ♂の識別ポイントは ・ 眼後紋が大きく西洋なし型をしていること ・ 眼後紋を結ぶように、太い後頭条があること ・ 肩の黒条の中に淡色部がないこと ・ 腹部第8節に短い黒斑があること で見分けることができる ![]() ▲♂成熟 2005年8月15日 徳島県池田町 スイレン?の葉に乗っているところ なんとな~く大きさのイメージが掴めると思う。 他のクロイトトンボ属よりは、若干大きめに感じた。 実際に、大きいからこの名前がついたのだろうが…(^^;) ![]() ▲連結産卵 2005年8月13日 高知県四万十市 産卵は、連結して水没したアシの茎などに行われるようだ。 しばしば水没産卵も行われるらしい… 「神戸のトンボ」さんによると… セスジイトトンボやムスジイトトンボと同じ池にいる例が少なく かなりハッキリした住み分けがされているようだ 本種は、どちらかと言うと…山間部のため池に多く生息しているらしい。 もちろん例外もある。。。 オオイトトンボは、兵庫県版レッドデータブックではCランクに指定されている。 |
体長:30~35mm
時期:6~12月 分布:北海道~九州 備考:兵庫県RDB 要注目種 ![]() ▲♂半成熟 2005年8月13日 高知県四万十市 日本のアカトンボ属の中では、最小種で… 湿地を主な生息地とするのは、このヒメアカネだけらしい。 ![]() ▲♂半成熟 2005年8月13日 高知県四万十市 マユタテアカネ、ヒメアカネに似ているが オスは、付属器の形状で見分けることができる。 (参考ページ→ http://homepage2.nifty.com/KUNIKAMINUSI/detail.html ) あと腹部の黒い部分が、他の2種とは微妙に違うのも特徴だと思う。 この時は、マユタテアカネも付近にいてて…紛らわしかったのだが 「パッ」と見では、腹部の黒斑の出方の違いで見分けることができた。 |
![]() ▲(左)♂未熟,右♂成熟 2005年8月13日 高知県四万十市 とても小さなトンボ(体長:約23mm)で、意外とすばしっこく草の間をワープしたかのように移動するので見失ってしまうことも多かったが、ここ(四万十トンボ自然公園)では沢山いてたので、他のがすぐに見つかった。沢山の家族連れが来ていたが、このトンボに気付いたのはほんの一部だけだろう。 上の写真は、両方共オスなのだが…一見すると全く別種に見える。オスは成熟すると頭部,胸部などに粉を噴く。 ![]() ▲♀未熟 2005年8月13日 高知県四万十市 メスの未熟になると…全身が赤く、また全く別種に見えてしまう。 ![]() ▲交尾(成熟♂と成熟♀) 2005年8月13日 高知県四万十市 メスは、成熟すると…緑色の地味な色合いになる。 コフキヒメイトトンボの交尾は、辺りが薄暗くなってきてから行われるらしい。 ![]() ▲交尾(成熟♂と未熟♀) 2005年8月14日 高知県四万十市 睡蓮の蕾と比較してもらえると、その小ささがよく分かると思う。 コフキヒメイトトンボは、先日徳島県の南部でも発見されたが…元来は南方系のトンボで、この辺りが生息北限に位置すると思われる。 ただ…とても小さいのでこれまで見逃されている可能性も高く、比較的温暖な地方では新発生地が発見される可能性は大いにありえそうな感じがする。 |
ウチワヤンマとタイワンウチワヤンマの識別は、オス・メス共に腹部先端のウチワ状になっている部分を見れば容易に識別できます。
![]() ウチワヤンマのウチワは大きく、縁が黒く内側が黄色く タイワンウチワヤンマのウチワは小さく、内側の黄色い部分がありません。 ちなみに、ウチワヤンマもタイワンウチワヤンマも「ヤンマ」とついていますが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科のトンボです。 |
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